●パリ旅行特集:シネマの追想 ウィンドウを閉じる



 私にとって「勝手にしやがれ」は、フランス映画ファンになる端緒になった映画です。製作されたのは1959年。当時、フランス映画界のヌーベル・バーグ(新しい波)の旗手だったジャン・リュック・ゴダールの監督作品です。
 ストーリーは、警官を殺してパリに戻ってきたチンピラやくざ(ジャン・ポール・ベルモント)が恋人(ジーン・セバーグ)の密告によって刑事の追跡をうけ、ついに背後から拳銃でうたれて路上で死んでゆくまでをドキュメンタリーな手法で描かれています。
 私は今度の旅行(2007年10月下旬)で、この映画のラストシーンが撮影されたモンパルナスのカンパーニュ・プリミエール通りに行ってきました。映画を観てから約半世紀にもなりますが、その時のシーンが思い出され、思わずシャッターをきりました。



映画でベルモンドが出てきたかくれ家入口?(くだもの屋の手前)

ベルモンドが刑事に追われて逃走する鋪道

ベルモンドが背後からピストルで撃たれてラスパイュ大通りの直前で倒れる

カンパーニュ・プルミエール通り全景を撮影。中央クルマが停止しているあたりでベルモンドは息絶える

カンパーニュ・プリミエール通りのサイン

文具店でエンピツを買う。3Bがなくて4Bを5本にした

メトロ「ラスパイユ駅」の入口。新作の「フイルム・ノアール」の広告が出ていた。(入口正面)

カフェ(1F):周辺の探訪を終えてエスプレッソを一杯飲みました

モンパルナス墓地のジーン・セバーグ(1938〜1979)の墓。映画でヒロイン(パトリシア)を演じた

1997年にパリ旅行した折に撮影した写真。「アホなことをしていました…」

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